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_抗体医薬

BP1202

  • CD39を標的とし、がんをとりまく環境を、がん免疫がはたらくように改善する、新規の腫瘍環境改善・免疫活性化抗体
  • CD39は、がんとがんをとりまく様々な細胞が発現し、がんを殺傷するT細胞の疲弊と機能不全をもたらすアデノシンの産生に関わるため、抗体を結合させることでCD39の機能を抑え、アデノシン産生の抑制を図る
  • CD39は免疫細胞や多くの血液がんおよび固形がんで高発現し、がん治療の効果を下げ予後不良をもたらす

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BP1202は、腫瘍内におけるアデノシンの産生に関わるCD39分子に結合し、そのはたらきを抑える抗体です。アデノシンはがんをとりまく環境ではがん免疫のはたらきを抑える物質で、もともとは免疫応答を活性化するeATP(細胞外ATP)が、CD39とCD73を介した代謝によってアデノシンに分解され生成します。CD39は、腫瘍においてがん細胞のほか、疲弊T細胞、制御性T細胞(Treg"ティー・レグ")、マクロファージ、樹状細胞といった免疫細胞に発現し、特に、疲弊したT細胞と制御性T細胞(Treg)で、CD39の発現が高くなっています。

BP1202はCD39に結合することでCD39がアデノシン産生に関わるはたらきを強力に阻害します。これにより腫瘍における免疫活性化物質eATPと、免疫抑制物質アデノシンのバランスを制御し、また、抑制性免疫細胞のはたらきを抑えることで、免疫抑制を解除して、抗腫瘍活性を高めます。


BP1202-NF2, a novel ADCC-enhancing CD39 antibody, induces destruction of regulatory T cells and enhances cytotoxic T lymphocytes induction

SITC 2022

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